愛知県刈谷市東刈谷町の小児科 医療法人 そうだこどもクリニック

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感染症・ワクチン情報

今日より再開します。今年は私の経験上最も子供の感染症が少ないのではないかと感じます。小児科で一番多いと思われる上気道感染(一般の風邪)が極端に少ないです。コロナの予防がこの結果につながっているのでしょう。
(10月1日更新)

インフルエンザワクチンは10月15日より開始します、刈谷市では今年より助成金が1000円でておりこの日から有効となります。厚労省では10月26日からの接種を勧めていますが、待ってられないもんね。
10月に入って発熱の患児がやや増えていますが、すぐに解熱するものがほとんどです。相変わらず閑古鳥が鳴いています。
(10月6日更新)

小児科医の徒然草

◆おたふくかぜワクチンの話です。現在任意接種であるこのワクチンが、定期接種であったことがあることを知っている方は、もう少ないでしょう。このワクチンはMMRワクチンとして(現行のMRワクチンよりMが一つ多いですね)89~93年に予防接種が義務付けられていたんですね。しかし、約1000人に1人の割合で無菌性髄膜炎の副作用がでたんです。なかには急性脳症で死亡するケースも出て、遺族らが国や薬品メーカーを相手取って障害賠償請求が相次ぎ、国がほぼ全面的に敗訴しました。MMRワクチンは中止となり、94年に予防接種法改正。ワクチン接種は強制的な義務から、勧奨接種(受けるように努力してください)に変わりました(現行の制度で始めたお父様・お母様方にはピンとこないと思いますが、以前は予防接種は強制であり、受けないのは罰則のない法律違反だったんですね)。さて、ワクチンのことでお母様方によく聞かれることがあります。それは、おたふくかぜワクチンは接種したほうがいいんですかね?という質問です、そして私の答えはいつも同じです。「現行のワクチンで接種しないほうがよいワクチンはありません。」おたふくかぜは罹患すると無菌性髄膜炎や難聴などの合併症を伴います。思春期以降に感染すると精巣の萎縮や精子の減少が起きたり、流産の危険性もあります。無菌性髄膜炎はおたふくかぜの合併症として起こることが1番多く、おたふくかぜ罹患時に約10%が起こすといわれています。大体は軽症で自然治癒しますが、発熱や嘔吐・頭痛が強いときは入院が必要です。実は今のワクチンでも副作用としてこの無菌性髄膜炎は起こりますが、頻度は1万人に1人程度で、後遺症の心配もいらないでしょう。ワクチンの接種で90%以上が発症しないというデータもありますので、1歳を過ぎたら時期を見て(この頃はほかのワクチン接種も多いので)早めに接種したほうがよいと考えます。